妊活経験者を対象にしたアンケートから作成する「みんなの妊活レポート」。今回は不妊に効果があるとも言われる漢方の利用状況についてのレポートです!
妊活中の方が一度は興味を持つのではないかというくらい、身近なものという印象があります。では、実際にはどのくらいの方が漢方を使用しているのでしょうか。

そもそも漢方とは?

漢方薬とは、原則として2種類以上の生薬(自然界の薬効を持つ産物から作られた薬)を決められた分量で組み合わせて作られたものを指します。病院で処方される漢方薬の多くは健康保険が適用される「医療用漢方製剤」であり、148処方が対象となっています。

漢方薬の特徴として、2種類以上の生薬で構成されていて多くの成分を含んでおり、ひとつの漢方薬で色々な症状に対応できる点があります。「この症状に対してはこの薬」というように、症状に対して薬が対応する西洋医学とは違い、「この人にはこの薬」というような対応をするイメージです。

また、漢方薬は「副作用が無くて安心」だと思っている方も多いと思いますが、西洋薬と比較すると少ないですが、漢方薬も薬ではあるため副作用もあります。場合によってはアレルギー反応なども引き起こすことがあるので、異常を感じた際には医療機関に相談をしましょう。

妊活経験者の漢方への興味は

妊活経験者の女性に「漢方による体質改善への興味は?」と聞いたところ、「とてもある」「まあまあある」と回答した方が70%となりました。

一方、その内「実際に飲んでいた」という方は30%にとどまり、70%の方が「興味はありながらも実際には飲んでいなかった」という興味深い結果となりました。

なぜ興味を持ちながら、実際に手に取り飲んでみることは無かったのでしょうか。

妊活時に漢方薬を飲まない理由とは

漢方に興味を持ちながら、実際には飲んでいなかった妊活経験者の女性のコメントを見てみると、いくつかの理由に分類されました。

■価格が高そう

  • 高いイメージがあってお店になかなか足を運ばない(20代後半・妊活歴半年)
  • 高価なイメージがあり、お店で勧められると断れない感じがした(30代前半・妊活歴1年)

■どこで買ったらいいか分からない

  • どこで何を買ったら良いかが分からない(20代後半・妊活歴半年)
  • どこのお店で相談すればいいか分からなかった(30代前半・妊活歴2年)

■何が自分に合うか分からない

  • 種類が多く、何を飲んだらいいのか分からなかった(30代前半・妊活歴半年)
  • どれが効果的か分からなかった(20代後半・妊活歴2年)

■効果があるのかが疑問

  • すぐに効果が出るものではないというイメージがあったから(30代前半・妊活歴3年)
  • 興味はあったが気休め程度かなと半信半疑だった(20代後半・妊活歴半年)

■その他の理由

  • 飲みにくそう(20代前半・妊活歴1年)
  • 副作用などを考えて飲まなかった(30代後半・妊活歴2年)

妊活での漢方利用状況まとめ

個人的には、妊活中に漢方を使用している方はもっと多いイメージを持っていましたが、全体の20%程度という結果が意外でした。飲まなかった理由を見ていると、高価なイメージやどこで購入したら良いか、自分に合うものが何かが分からない、といった声が多く見られました。

逆に妊活中に飲まれていた方は「ご自身の体質改善のため」という声が多く、サプリメントの摂取や栄養バランスの取れた食事を意識されているなど、健康面に高い意識を持たれている方が多くいらっしゃいました。

「漢方に興味はあるけど何をしたら良いか分からない」という方は、まずは、漢方薬局などで自分に合う漢方の相談や費用感など、話だけでも聞いてみることから始めてみるというのも良いかもしれません。

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