そろそろ準備をはじめよう!不妊治療の医療費控除

「不妊治療の医療費控除について」をお届けします。
私が実際に確定申告をやってみた経験を踏まえて、お伝えしたいと思います!

なかなか準備に時間がかかる場合もあるので、今から書類を整理しておくことをおすすめします🫡

不妊治療中の確定申告に必要なもの

確定申告には、以下の書類が必要になります。

・対象となる年の源泉徴収票
・医療費を支払った領収書
・病院、薬をもらうために使った公共交通機関の領収書(あればで大丈夫。なくてもOK)

 

これらを用意しましょう!
申告にかかる時間は人によりけりですが、医療費の明細を作る必要があるので1時間ぐらいみておくといいと思います!明細書はExcelファイルで作成してみましょう!

 

対象となる医療費

 

不妊治療の場合は、

・医薬品・漢方薬代
・採卵消耗品代
・人工授精、体外受精、顕微受精の費用
・卵子凍結保存料・保管料
・体質改善のためのマッサージ指圧師・鍼師・柔道整復師の施術費
・通院交通費(公共交通機関のみ)
・医師の紹介状

 

などが対象になります。

ちなみに注意点も。

・通院交通費は公共交通機関のみが対象
・交通費の領収書は必ずしも必要ではない
・通院した日時や料金を計算してわかるようにしておく必要がある
・車のガソリン代はNG
・タクシーは基本NG

 

タクシーは例外として、

・症状が重い
・深夜や早朝で公共交通機関が動いていない場合

 

上記の場合は対象になります。
タクシーを利用した場合は、領収書を受け取り必ず保管しておきましょう。
対象になりそうでならないものはこちら。

・妊娠検査薬
・排卵検査薬
・サプリメント

 

これらは医療費控除の対象ではありません。
「これは対象なのかな」と、少しでも不安になった場合は税務署に相談してみることをおすすめします。

確定申告方法について

確定申告方法は主に3種類あります。
一般的なのは、

・税務署の受付での提出
・郵送
・電子申請

 

こちらの3種類になります。
申請方法によって期間が異なります。
確定申告相談会場もありますので、そちらを利用していただくことも可能です。

払いすぎた税金が戻ってくる場合(還付)のみ
昨年や一昨年の医療費控除を忘れてしまった方でも、遡って申請することができます。
電子申請の場合はほぼいつでも、どこでもできるので大変便利です。

 

忘れてはいけないこと

領収書は、5年間保存をしなければなりません。
こちらは保存義務になりますので、なくしたりしないようにしましょう。
もし税務署から連絡があった場合は、領収書を見せなければなりません。
領収書の処分をしないように、ファイルにまとめておくのをおすすめします!

 

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