排卵から着床・妊娠までの間に発生する着床出血。妊娠の超初期症状に起こる体調変化のひとつとして知られています。着床出血が起きた時に気になるのが、妊娠検査薬がどう反応するのかということです。そこで今回は、着床出血後、いつから妊娠検査薬が使え、いつから陽性反応が出るのかを紹介いたします。

着床出血とは?

卵巣から卵子が排卵され、精子と出会い受精し、子宮に到達した受精卵が着床します。この着床の際、絨毛が子宮壁を傷つけることがあり、この時に軽い痛みや出血を伴います。これが「着床出血」と呼ばれるものです。

■着床出血の時期はいつ?

個人差が大きいものの、着床出血の時期はおよそ生理予定日の1週間前に起こるケースが多いようです。生理周期が28日の場合、一般的に排卵日は生理予定日の2週間(14日)前となります。排卵・受精から着床までは6~7日間程度かかるので、生理予定日の1週間ほど前に「着床出血」が起こることが多いです。

■着床出血の色や量は?

時期に個人差があるように、着床出血の色や量にも個人差が大きくあります。茶色っぽい場合もあれば、ピンク色に近いようなケースもあるようです。量については微量の場合がほとんどですが、人によっては生理による出血と同量となる場合もあるようです。

また、妊娠超初期症状として「着床出血」が起こる人は全体の2%程度(50人に1人程度)とも言われ、むしろ「着床出血」を経験する人の方が少なくなっています。

■生理との見分け方は?

着床の時期や色、量だけで生理と着床出血を見分けることは難しくなっています。生理との違いを見分ける一番のポイントとなるのは基礎体温の変化となります。

排卵期に入ると、体温を上げる作用のある女性ホルモン「プロゲステロン」が分泌されます。妊娠した場合、この「プロゲステロン」が分泌され続けるため、体温の高い高温期が継続します。一方、妊娠に至らなかった場合は「プロゲステロン」の分泌は止まり、基礎体温が下がります。

つまり、基礎体温が下がった場合は生理の可能性が高く、高温期が続いている場合は妊娠初期症状の可能性が高くなります。

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着床出血後、いつから妊娠検査薬は使えるの?

着床出血後いつから妊娠検査薬は使えるの?

■妊娠検査薬とは?

妊娠をすると、hCGと呼ばれるホルモンが体内で作られ、尿中に排泄されるようになります。妊娠検査薬は、このhCGを検出して陽性の変色反応を示すことで妊娠の有無を判定します。妊娠検査薬のhCG検出感度は20-100IU/Lとなり、日本で主に市販されている製品については50IU/Lのものが多くなっています。

■いつから妊娠検査薬は陽性反応するの?

通常、市販の妊娠検査薬は「生理開始予定日の1週間後以降」が判定可能な時期とされています。一方、着床出血が起こるのは排卵から6~7日間程度となり、「生理開始予定日の約1週間前」となっています。つまり、着床出血が起きた後、およそ2週間後には妊娠検査薬が使用でき、陽性・陰性の判定が可能となる計算になります。

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着床出血・妊娠検査薬の使い方を正しく知ろう

着床出血が起こった場合、できるだけ早く妊娠検査薬を使用したい気持になると思います。ただ、適切な時期に妊娠検査薬を使用せず、本来と異なる結果で一喜一憂していては本末転倒だと思います。

着床出血があっても焦らず、胎児への悪影響があると言われる行動(飲酒や喫煙など)を避け、適切な時期を待って妊娠検査薬を使用するようにしましょう。

もし妊娠検査薬で陽性反応が出たら、できるだけ早く産婦人科を受診しましょう。また、検査薬で陰性であった場合でも、生理が来ない場合などは妊娠している可能性もあります。そのような時は早めに診察を受け、医師の判断を仰ぎましょう。

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