妊娠超初期症状に起こる体調変化・症状のひとつである「着床出血(読み方:チャクショウシュッケツ)」。生理予定日付近で出血があった場合、生理による出血と思い込んでしまう方も多いですが、妊娠兆候のひとつである「着床出血」の可能性もあります。

今回は生理と間違われやすい「着床出血」について、起きる時期や色と量などの特長、生理との違いなどをご紹介します。

着床出血とは?症状は?

卵巣から卵子が排卵され、精子と出会い受精し、子宮に到達した受精卵が着床します。通常、着床が妊娠の開始と定義されています。受精卵が子宮に着床する際、絨毛が子宮壁を傷つけることがあります。この時に軽い痛みや出血を伴うことがあり、これが「着床出血」と呼ばれます。

ただ、妊娠超初期症状として「着床出血」が必ず起こるかというとそうではなく、全体の2%程度(50人に1人程度)とも言われており、むしろ「着床出血」を経験する人の方が少なくなっています。

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着床出血の時期はいつ?

先ほど説明したように、排卵後、受精した後に着床する時に「着床出血」は起こる可能性があります。生理周期が28日の場合、一般的に排卵日は生理予定日の2週間(14日)前となります。受精から着床までは6~7日間程度かかるので、生理予定日の1週間ほど前に「着床出血」が起こることが多いです。

ただ、個人差もあり生理予定日の数日前に出血が見られることもあります。そのため「少し早く生理が来た」と勘違いする可能性も十分にあります。

着床出血の特長は?色や量は?

着床出血の時期と同様、色に関しても個人差が大きくあります。ドロッとした茶色の人もいれば、ピンク色という場合もあるようです。

量については微量の場合がほとんどとなるようです。人によっては生理による出血と同量となることもあるようですが、一般的には少量となります。

着床出血と生理の違い・見分け方は?

前述のとおり、着床出血の時期、色や量だけでは着床出血と生理の違いを見分けることは難しくなっています。その際、1番のポイントとなるのは基礎体温の変化となります。

排卵期に入ると、体温を上げる作用のある女性ホルモン「プロゲステロン」が分泌されます。妊娠した場合、この「プロゲステロン」が分泌され続けるため、体温の高い高温期が継続します。一方、妊娠に至らなかった場合は「プロゲステロン」の分泌は止まり、基礎体温が下がります。

つまり、基礎体温が下がった場合は生理の可能性が高く、高温期が続いている場合は妊娠初期症状の可能性が高くなります。一般的な妊娠検査薬は「生理開始予定日を1週間過ぎた頃」に利用できるので、高温期が続いたら、生理開始予定日の1週間後を目途に妊娠検査薬を使用してみると良いかと思います。

着床出血があったらどうする?

着床出血があったらどうする?

着床出血があったら、生活習慣の改善など以下の点を意識しましょう。

■禁煙・禁酒する

妊活をされている方の中には禁煙・禁酒をされている方も多いと思いますが、着床出血が確認されたら、胎児への悪影響が懸念されるタバコ・お酒は摂取しないようにしてください。

■葉酸サプリを摂取する

神経管閉鎖障害のリスク低減を目的とし、2000年に厚生労働省から妊娠の可能性がある女性に対して、葉酸摂取に関する通知が出されています。葉酸は食品からも摂取できますが、サプリメントなどの葉酸と比較すると摂取した量の利用率が一定でないと言われています。着床出血のタイミングから葉酸サプリなどを飲み始めるのをおすすめします。

着床出血を正しく理解して妊娠兆候を確認しよう

着床出血は妊娠超初期症状であり、妊娠を待ち望む人なら、少しでも早く、正確に知りたいことだと思います。一方、生理との違いが分かりにくいこともあり、正しい知識がないと見落としがちだったりもします。

着床出血について正しく理解し、起訴体温の変化や妊娠検査薬を使用し、妊娠兆候を確認するようにしてください。

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