パートナー心理のツボ
「パートナー心理のツボ」は、婚活コンサルタントの澤口珠子さん。
ツボとして澤口さんが挙げられていたのはこの3つ。
ツボ①パートナーはあなたを写す鏡
あなたが変わらないと、相手は変わらない!
ツボ②すべて先出し、歩み寄り
自分がしてほしいことを、先だし出来る人が、幸せな人の共通点!
大切なのは相手を信じることではなくて、相手を理解しようと歩み寄ること。
ツボ③男女の違いを理解する
男性は目的達成と解決、女性は共感と安心を得たい。
妊活中における夫婦関係のツボ
「妊活中の夫婦関係のツボ」は、LINEを活用した妊活コンシェルジュサービスをされている、ファミワンの石川勇介さん。
妊活を取り巻く現状から、不妊治療における男女の負担の違い、妊活のポイントについてお話しがありました。
妊活となると、女性は真剣なのに、男性は油断・・そして喧嘩が増える。という流れが多くあります。
石川さんがご監修された、今年の春に放送された妊活がテーマのテレビドラマ『隣の家族は青く見える』
松山ケンイチさん演じる五十嵐大器の、それを象徴するセリフ。
「病院なんか行かなくたって、そのうち自然にできるよ」
石川さんは、男性は油断しているのではなく、未知に対する恐怖があると言います。
今までの目的と手段のロジックが通用しないことへの恐怖。
男性は知識がないだけで、協力したくないわけではない。
だからこそ、夫婦で正しい知識を知ることが重要なんですね。
他にも男性もできることはたくさんある!という石川さん。
自宅で出来る精子検査キットや、
妊活にいい男性の生活習慣として下記を控えること。
①喫煙
②サウナ
③薄毛の薬
④ボクサーパンツなどのピタッとした下着
⑤セックスレス、長い禁欲期間
⑥膝上パソコン
⑦長時間の自転車・バイク
妊活に関することだけでなく、家事を手伝って奥さんの負担を減らすことだってできる。
最後に、
・妊娠は一人ではできず、二人の人生のことだから、二人で決める。
・「あれも正しい」「これも正しい」納得して進めていく。
・自分たちらしい妊活を
「妊活は二人で取り組むもの」というメッセージ。
一人でも多くの妊活しているご夫婦に届けたいと思うメッセージでした。
子育てにおける夫婦関係のツボ
「子育てにおける夫婦関係のツボ」は、0歳からの自ら考える力を育てるスペシャリストの伊藤美佳さん。
待望の赤ちゃんが生まれてから、今までの生活が一転!してしまう日々。そんな始まりの時から、子供が自立していく中での夫婦関係についてお話しがありました。
マタニティブルーは有名ですが、パタニティブルーというのもあるそう。産後、ママだけでなく、パパにも身体的にも心理的にも負担がかかっているんですね。
仕事をしていたママも産後しばらくは、育児や家事に専念している人も多いはず。
そうすると自然と、パパは仕事、ママは育児と家事。という役割分担になっている家庭も多いのでは。
人と人、それぞれの役割があるが、時には役割を変えていい。時間がある時にできる事をする、共同作業。
時には、夫婦喧嘩もあるけど、二人が違う考えを持っていて当然で、本音で話すことが大事。
良い時も悪い時も繰り返しているうちに、夫婦関係が強固になっていく。
夫婦でデートを楽しむ時間が大事!と強調されていました。
子供ができると、お互いを母親、父親としての役割を求めがちになります。
でも、一人の人としてお互いに夢を語り合い、自分の人生を大事にすることを尊重し、応援し合うことが大切。
最後に、子育てにおける夫婦関係のツボは、「お互いの生き方を尊重し、助け合い、今、自分ができることを精一杯する」とまとめていらっしゃいました。
おわりに
私たちが妊活ボイスを運営している理由の一つに、妊活中のご夫婦がハッピーに妊活できるよう応援したい!という思いがあります。
妊活ボイスにも、妊活中の夫婦コミュニケーションで悩んでいるユーザーさんの声がよく投稿され、妊活仲間から共感や励ましのコメントが寄せられます。
このような専門家のお話しを聞くのも大事なことだと感じました。
【みんなの妊活プチブログ「妊活ボイス」はこちらから】
セミナー概要
【江東区2018男女共同参画フォーラム】
「〜夫婦・妊活・子育て〜3つの夫婦間パートナーシップのツボ」
日時 : 2018年6月24日(日)10:00〜12:00
会場 : 男女共同参画推進センター(パルシティ江東区内)1階レクホール
講師 :
澤口珠子氏(スフィアロココス株式会社 代表取締役)
石川勇介(株式会社ファミワン 代表取締役)
伊藤美佳氏(一般社団法人輝きベビースクール 代表理事)
人数 : 80名(こども同伴可・年齢制限なし)
企画 : NPO法人日本教育福祉振興支援協会
主催 : 2018男女共同参画フォーラム実行委員会
江東区男女共同参画推進センター