みなさん、体外受精など不妊治療にかけてる費用を申告していますか? 妊活ボイス運営事務局サクラが、自身の確定申告・医療費控除の内容や金額を、赤裸々にシェアする体験記をお届けします!(2017年4月19日追記)

不妊治療で使った費用で税金が安くなる

■ 無知ってこわい!28万円を捨てるところだった!

こんにちは。妊活ブログ運営事務局のさくらです。
妊活ボイスでは、妊活とお金 に関する記事を書いてきました。今回は「医療費控除」についてです。

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私は、今月、確定申告のタイミングで、不妊治療費用を5年前に遡って、医療費控除の還付申告をしました!(この記事を書いているのは、2017年3月25日です)

なぜ5年も遡って申請したかというと、全くしていなかったからです 汗。
医療費控除という言葉は知っていました。でも、確定申告ってよく分からないし、面倒だし、申告しても大して戻ってこないんでしょー!となめており、会社の年末調整で、わずか戻ってくるお金をみて満足しておりました 笑。

今回、やってみて、声を大にして伝えたいのは、
「不妊治療をされているみなさん、絶対にやるべき!!」ということです。

それは、次の画像を見ていただくと分かります。これは、確定申告をお願いした税理士事務所の担当さん(旧知の仲)からのLINEメッセージです。

LINEメッセージ1

注目は、3月15日の日付283,100円還付の一文。
これは、「平成24年分を申請したら、さくらさんに戻ってくる税金は、283,100円になりました」という内容です。
H24年分となっているのは、私が5年前の領収書を、遡って還付申請したからです。

体外受精などの不妊治療は、健康保険が適用されない治療が多く、費用が高くて苦しい思いをされているご夫婦が沢山いるかと思いますが、自分から積極的に情報を集めたり、周囲に妊活仲間がいないと、便利な制度を知らないままで過ごしていることがありますよね。私もその1人だったのです!

でてきた5年前の領収書の束↓(婦人科・歯治療なども)

領収書

なぜ税理士事務所を通したか? それは、お恥ずかしながら、不妊治療が医療費控除対象になることや5年前まで申告できることを知らなかったワタクシ。5年前の領収書を見つけたのが、申告期限(=今年の確定申告期日)ギリギリすぎて、自分で申請に行く時間がとれなかったのです。それで、知り合いの税理士事務所に電子申告を頼んだというワケです。

申告方法を調べたら難しくなかったので、自分でも十分できました。でも、どうせ頼むなら全部頼んじゃおうと、H24・H27・H28の3年分の手続きをお願いしたのです。税理士事務所に払う費用はタダではありませんが、トータルすると結構な額の還付金額になり大満足です!!(金額はのちほど・笑)
特に、5年前のH24分!。5年前の領収書は今年の3/15が還付申告リミットだったので、もう少し気づくのが遅れたら、この28万円というお金は、国に過分に納めたままになってしまうところでした 汗。

この28万円とは別に、今年納税予定の住民税も安くなったのです!
あー、無知ってこわい!
あ。ここまで読んで、昨年の医療費を確定申告で申請しなかったー!と思った方も、ご安心ください。申告は確定申告時期を過ぎてもきますし、私のように過去分は遡って申告できます
妊活中の方で、体外受精など高度な不妊治療を受けている人は、採卵をすると一発で10万円を超えるはずです。妊活中で年間の医療費の支払いが10万円以上ある方は、忘れずに申告を!!

■このブログエントリーでは、次のことを書きます

  • 医療費控除とは、どんなしくみ?
  • 不妊治療のどの費用が使えるの?助成金を得てる場合は?
  • 医療費控除は、5年前までの領収書が申告できる。
  • 還付申告は年中できる。確定申告期日 3/15を過ぎてもOK!
  • 領収書が命!交通費も申請できる!
  • わたしの申告の中身を公開! 還付金額は?  など

妊活・不妊治療の医療費控除とは

■医療費控除とは、どんなしくみ?

年間の医療費が10万円以上かかった場合に、その申請をすると、10万円を超えた部分が年間所得から差し引かれること(医療費控除)で、その年度の所得税と住民税が再計算されて、払い過ぎてる所得税を還付金として受け取れ、住民税も安くなる制度です。

うーん、難しい説明ですね…。具体的にイメージすると、昨年1月〜12月の課税対象所得が300万円のA子さんの場合、A子さんが体外受精や検査のために医療費を50万円つかったら、税金を課す対象を300万から260万に減らしてあげるよ。というイメージでしょうか。

この医療費控除は会社の年末調整では処理ができないので、お金を取り戻すためには、必ず自分で申告をしなくていけません
年末調整でやってくれればいいのにーと思いましたが、必ず領収書を添付しなくてはいけないので、仮にできたとしても不妊治療などセンシティブな内容だと、会社には見せれませんよね。

■いつ申告できるの? 確定申告の期間じゃなくてもOK!

多くの方は、確定申告のタイミングで、同年の還付申告(医療費控除を申請する今回の手続き)をいっしょに行っています。しかし、この時期じゃなくても大丈夫です。世の中には、申請できるのは2/16-3/15の確定申告時期のみと思っている方が多いのですが、それは間違いです。わたしもそう思っていた1人だったのですが 笑

そもそも、確定申告とは、前年1月~12月の所得に対して、収める税金を確定する手続きです。
対して、還付とは、払いすぎた税金を返してもらうことです。会社員などで年末調整を行った後、あるいは、確定申告を終えた人が、多く収めすぎた税金を返して欲しいときに行う手続きを、還付申告といいます。

この還付申告は、年中できるとされています。例えば、年末調整をしている方なら、年明けの1月から還付申告することができますし、確定申告をすぎた4月でも9月でも大丈夫です。
ただ、還付申告は、専門の申告用紙はなく、確定申告と同じ書類を使って行うので、確定申告をされる方であれば、まとめていっしょに行うのが効率的で、おすすめです。

■5年前の還付は、5年後の3月15日(確定申告〆日)が期限

税金を返してもらう還付申告は、5年前までなら、遡って申請することができます。その領収書からみて、5年後の3月15日が受付期限です。
例えば、私のように5年前の領収書を見つけた場合、そこから5年後の3月15日までに出せばセーフ、3月15日を超えてしまうとアウト。もう取り戻すことができません。

もう一度、冒頭に掲載した税理士さんからのLINEで見て解説すると、、

LINEメッセージ2

3月15日朝に届いた上記LINEに「あと2年分は今日明日の処理でやります」という一文がありますよね。
これは、5年前のH24分は、今年の3月15日を過ぎると取り戻せなくなるので、絶対に終わらせる必要があった。しかし、1年前や2年前の還付申告はいつでもできるし(今日は確定申告期日で税理士事務所はバタバタする日だから)、今日-明日くらいでやりますね!…という内容になっているわけです。

■早見表(医療費控除と5年後の確定申告)

みなさんは、申告し忘れた領収書が手元にありませんか?
平成29年3月20日現在、受付期限はこうなります。

今年の領収書 → H34年3月15日まで可能
H28年の領収書→ H33年3月15日
H27年の領収書→ H32年3月15日
H26年の領収書→ H31年3月15日
H25年の領収書→ H30年3月15日
H24年の領収書→ H29年3月15日(アウト)
H23年の領収書→ H28年3月15日(アウト)

確定申告サイトで過去の年分の申告書を作成できます。下図の左側に「過去の年分の申告書等の作成」という部分がありますよね。ここから作成します。

確定申告書作成コーナー

不妊治療で申告できる費用

さて、期限について理解したところで、次は「申告できる費用」について見ていきましょう。

■ 誰が使ったお金を、誰が申告できるの?

医療費控除の対象(人)は、国税局のHPに次のように書かれています。
「自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために払った医療費」。

不妊治療のために仕事をやめた女性や、扶養に入っている方は、旦那さまが申告をすることができます。もしかすると、親というパターンもあるかもしれませんね。

国税局HP)医療費控除とは
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1120.htm
国税局HP)「生計を一にする」とは
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1180_qa.htm

■ 医療費が10万円以上であること。助成金を得ていてもOK!

次に、お金の内容についてみてみましょう。

その医療費控除の金額は、次の計算式で出します。

A 1〜12月に払った医療費計
B ー 10万円(※)
C ー 保険金などで補填される金額
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
D  医療費控除の金額(A-B-C)

Aの医療費は、年を超えて通算できません。各年で10万円以上あることが条件です。
そこから、一率10万円を差し引いて計算するのですが、年間所得が200万円以下の方は年収の5%の額を引きます(B)。
そして、次に、不妊治療で受けた助成金の額・医療保険の給付金・健康保険の高額療養費などを差し引きます(C)。助成金を受け取っているとダメでは?と思われる方がいるかもしれませんが、大丈夫です!!助成金を上回った部分があれば対象となります。

<具体的なイメージ>
次の図は、医療費控除額を計算するための表です(この表について詳しくは後述します!)。
エクセル表の、E列に医療費を書いて、F列に「補填される額」を書くようになっていますが、この補填される金額欄に書くのが(C)助成金や給付金などになります。

エクセル表
そして、これらを差し引いて出たDが医療費控除の額です。ときどき「医療費控除額」を、戻ってくるお金と勘違いする人がいますが、それは違います。 ○○控除額とは、課税対象となる所得を計算するために使われる数字で、ようするに、この額が大きいほど沢山税金が戻ってきます。控除額の上限は200万円 までです。

<A子さんの例>
課税対象所得が300万円のA子さんの場合。A子さんが、体外受精に50万円つかったら、そこから10万を引いた40万円を控除して、税金を課す対象を300万から260万円に減らしてあげるよ。300万円を想定して収めすぎていた所得税も返してあげるし、住民税もその分安くしてあげるよ。というイメージ。

なお、この戻ってくる所得税のことは、還付金といいます。

■ 不妊治療や妊活のどんな費用が対象になるの?

医療費は、体外受精などの不妊治療・一般的な検査・手術・薬代など、治療のためにクリニックに支払ったお金はほぼ対象となります。
ただし「一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額」とされているので、同じ治療なのにとても高額だったりすると、指摘が入る可能性があります。

ドラッグストアなどで買える一般的な薬代や絆創膏なども、治療のためなら対象となります。病気の予防や健康増進のための費用は対象にできないので、医師の指示ではなく、妊活の一環で自発的に飲んでいるビタミンDや葉酸などは、医療費とは認められません(服用背景による)。

また、交通費なども対象となるので、交通費も忘れずに申請しましょう!
車の方は、ガソリン代はOK、高速代はNG。タクシーの利用は原則NGですが、必要性の理由によってはOKになるなど、税務署の判断によるところもあります。

実は、私が、一番悩ましかったのは交通費でした。私は、新幹線で遠方の不妊治療クリニックに通院をしていた時期があり、その往復新幹線代が年間で10万円ほどありました。交通費として申告してみるか迷ったのですが、都内に不妊治療クリニックがたくさんある環境で、自分の意思で遠方の病院に行っていたので、税理士さんにも素直に事情を話した上で、出すのはやめることにしました。
ただ、今回は、税理士事務所を介しての電子申告なので、出してみたらすんなり通る可能性もありましたが(※)、国税局の解説ページを見ながら、胸に手を当てて考えました 笑。

国税局HP)医療費控除の対象となる医療費
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1122.htm

※ 税務に不慣れな一般人が税務署に訪れると、不備がないか申告内容をしっかりチェックされますが、税理士事務所を通して電子申告すると、税務の専門家のチェックをクリアしているという前提となるので、それが織り込まれたチェックになるという噂を周囲から聞いたからです。あくまで噂です!

■領収書は必須です

大切なのは、診察や薬代の領収書をなくさないこと!領収書は原本を提出しないといけませんので、捨てずにとっておきましょう。
健康保険組合から送られてきた「医療費のお知らせ」は、領収書とは認められないのでご注意くださいね。私も医療費のお知らせに載っていて、領収書が見つからない支払いが数件ありました。再発行については、お願いしたらしてくれる病院としてくれない病院があるようなので、くれぐれも無くされませぬよう‥。
また、スイカで支払った交通費は、領収書なしでも大丈夫でした。

■体外受精費用をカードで払った場合は?

体外受精・顕微授精などの不妊治療は高額なので、カード払いをされている方も多いと思います。カード払いをした時は、引き落とし日ではなくて、カードを切った日が基準になります。年末年始の治療費の御支払いは計画的に(笑)

確定申告の作業

戻ってくるお金

還付申告をすると、2つの形で、私たちにお金が戻ってきます。1つは所得税の還付金、もう一つは住民税が安くなる減税効果です。

■ いくら戻ってくるの?? 還付金の計算のしかた

これまでに説明したとおり、医療費控除の還付申告をすると、その内容で「所得税」が再計算されて、払いすぎていた税金が戻ってきます。それが還付金でしたね。

戻ってくる金額は、「医療費控除額×自分の所得税率」です。

所得税率 は、次のような7段階(平成27年改定)で決まっていて、われら妊活夫婦世代の正社員であれば、課税所得195〜330万の10% か 330〜695万の20%が多いでしょうか。
同じ医療費額でも、この所得税率が高い人ほど、沢山のお金が戻ってくるというわけですね!
900万円を超え1,800万円以下  33%
695万円を超え900万円以下  23%
330万円を超え695万円以下  20%
195万円を超え330万円以下  10%
195万円以下 5%

<体外受精などで控除額が40万円のA子さんの場合>
A子さんの所得税率が20%なら、8万円(40万×20%)の所得税が戻ってきます。
もしA子さんの所得税率が10%だったら、4万円(40万×10%)が戻ってきます。

■いつ、どうやって戻ってくるの?

還付金は、申告後、1ヶ月~1ヶ月半くらいで、指定口座に振込みがされます。税理市事務所や個人が電子申告(e-Tax)した場合は、もっと早く振込みがあるそうです。
また、受け取り方法には、口座振込みではなく、郵便局の店頭受け取りも選べるようになっています。

■住民税の減税効果とは?

では、もう一つのお金のメリット、住民税はどれくらい安くなる(減税効果)でしょうか?
これは「医療費控除額×自分の住民税率」で計算します。そして、住民税は住んでいる自治体によって若干変わりますが、年収問わず、ざっくり一律10%です。

<体外受精などで控除額が40万円のA子さんの場合>
40万円×10%で、4万円も今年の住民税が安くなります。
A子さんの収入が高くても低くても同じです。

所得税の還付(8万)と住民税の減税(4万)をあわせると12万円。申告するとしないで、私たちのお財布に12万円の差が生まれるのです!

妊活の医療費控除申告の書き方・実例(私の場合)

このセクションでは、申告の手順を、わたしの体験記を織り交ぜて、実例紹介します! 書き方が分からない方は、ぜひ参考にしてください。
また、次のセクション「いつ頃いくら返ってきたか報告(私の場合)」で、私の最終結果をまとめているので、気になる方は、当セクションを飛ばしてご覧ください♪

(1)作りはじめる前に用意するもの

医療費控除の還付申告は、最寄りの税務署に行くか、郵送でも行うことができます。還付申告と確定申告で使う書類は同じなので、確定申告のサイトで入力して印刷するのが、下書き保存もできるので、おすすめです。

準備として、次の4つを用意してから作成しましょう。
該当年度の源泉徴収票
マイナンバー
医療費の領収書
還付してもらう金融機関の口座

(2)確定申告・還付申告サイトにアクセスする

確定申告・還付申告サイトはこちらです。確定申告
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm

国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」では、画面の案内に従って金額などを入力して、申告書を作成できます。作成したデータを印刷して、自分たちが住んでいるエリアの税務署に郵送するしたり持ち込むことで提出することができます。e-Taxという電子申告方法もありますが、カードリーダーという機械が必要だったり、手続きが複雑なので、あまりおすすめできません(わたしも昔やったことがありますが、すごく面倒でした)。

サイトにアクセスをすると「パソコンで申告書等を作成される方」というバナーがあるので、ここをクリックします。

確定申告書等作成コーナー

(2)先にテンプレートで不妊治療の医療費をまとめておく

いよいよ、作り方の例に入っていきます。この画面の「作成開始」を押したいところですが、ちょっと待ってください!
私たちは、婦人科の検査や体外受精などの不妊治療で、たくさんの領収書がありますよね?。申告書を作るSTEPの中で、領収書を個別入力したり、まとめて入力したりするステップがあるのですが、交通費なども含めて申請しようと思うと面倒くさいです。

領収書の枚数が多い場合は、領収書をまとめたEXCELリストを作っておき、インポートした方が楽です。インポートができるEXCELテンプレートがサイト上に用意されています。(画面左側:入力用フォームのダウンロード>医療費集計フォーム
私は、これをダウンロードして、EXCEL上であらかじめデータをリスト化しておきました。

医療費集計フォーム
昨年2016年(平成28年)分は、こんな感じで作りました。

※ 一部伏せ字(○)に編集してあります。下記が全額ではありません。
※ 自力で申告する予定でしたが税理士事務所にお願いすることにしたので、このエクセルは税理士さんに渡しました。

エクセル表2

つづき

エクセル表3

残念ながら捨ててしまった領収書もありましたが、少額だったのであきらめました(泣)

入力ができたら、間違いがないか確認して、上書き保存すれば、データの準備は完了です!
また、提出する領収書は、日付順にならべてホッチキスなどでとめて、こちらも完成!

<補足:違う入力方法について>

不妊治療をしている方は通院回数が多いと思うので、「EXCELの医療費集計フォームに入力したしたデータを読み込む方法」をおすすめしましたが、入力方法は、全部で3つの方法が用意されています。
EXCELがニガテな方や、通院回数が少ない人は、サイトの画面上で1件ずつ入力していく方法もあります。ご参考までに。

入力方法確認フロー

出典:確定申告サイト
こんな感じで・・・

入力フォームのイメージ図

(3)サイト上で入力スタート!完成したら書類を印刷する

いよいよ、医療費控除の申告書類をサイト上で作って、印刷するステップです。
私と同じような会社員さんをイメージした、作成の仕方・書き方の流れを紹介します!
なお、データはダミーです。

申告書類を印刷して送付する方・税務署に持っていく方は、「書類の提出」から入る。
会社員の方は「給与・年金の方」から作成開始。

税務署のHP

給与所得の内容選択では「給与の支払は1か所のみである」「年末調整済みである」を選択。
適用を受ける控除では「医療費控除」を選択。

医療費控除を選択

源泉徴収票の内容を画面の案内にしたがって転記し、
医療費控除の入力へ。

医療費控除の入力

ここで、予め作成した医療費集計フォームのEXCELデータを読み込む。
数秒後に表示された結果に間違いがないか確認。

確認フォーム

ここが大切なステップ!
医療費控除額が計算され、次ページで 還付される金額(=払い戻される所得税)が表示
※しつこく言いますが、データはダミーです

確認・印刷画面へ

あとは、流れにしたがって、住所・マイナンバー・振込口座など、諸々の入力を進めていくと、申告書類が完成します!

還付金額は、源泉徴収された所得税額の状況に影響を受けるので、期待通りの数字にならないことがあります。でも、ここで金額が思ったより少ないと思っても、それで申請をやめてはいけません! なぜなら、上の方で説明したとおり、この申請は住民税にも影響するからですね。

(4)提出する

印刷した申請用紙に印を押したら、領収書などの添付書類をあわせて、管轄の税務署に持っていくか郵送します!領収書を返して欲しい場合は、返信用の封筒を入れておけばOK!
これで医療費控除の申請は完了です。

いつ頃いくら返ってきたか報告!(私の場合)

<私のふりかえり>
今年の確定申告の締切日 3月15日に、3年分(H24・H27・H28)の医療費控除を申告
上記3年は、すべて会社で年末調整済み
申請した医療費の総額は、もろもろの事情で非公開にさせていただきます。ごめんなさい!
イメージ感としては、検査・採卵・体外受精などの不妊治療以外に、歯医者や病気の治療なども含み、3年ともそれなりに大きな金額で・・・乗用車は楽勝で買えるくらい。
多いほうかもしれませんが、体外受精や顕微授精を繰り返しされている方なら、私と同じくらい使っている方は珍しくないと思います。

■ 所得税の還付と、住民税の減税効果は?

ざっくり言うと、ぜーんぶ合わせて、100万円くらいだと思います!!
凄い金額・・・。申請してよかった・・・泣。このお金の使い道は、妊活でがんばっている自分へのヒミツご褒美と、残りのお金は、やっぱり不妊治療ですね!

■確定申告のタイミングで申請→振込はいつあったか?

所得税の還付は、4月19日時点で、このようになります!

  • H24分→ 4月14日(金)に振込あり
  • H27分→ 4月7日(金)に振込あり
  • H28分→ 4月14日(金)に振込あり

3年分まとめて振込があるのかと思っていましたが、別々で行われているようです。H27分が振り込まれてから1週間後に他の年の振込がありました。「金曜日」なのは偶然でしょうか?笑。なお、振込主名は、管轄の税務署名でした!
その後、還付書類が郵送されてきます。

<銀行アプリのスクリーンショット>

銀行アプリのスクリーンショット
<渋谷税務署から届いた還付金通知>

税務署からの還付金通知書

余談ですが、前の住人と思われる方の還付通知がポストに投函されておりまして、ワタクシ、うっかり開封してしまいました。心待ちにしていた勢いで・・・。
「開封する前に宛名の確認をお願いします」と書いてあるので、みなさんは気をつけてくださいね(汗

税務署からの還付金通知書2

住民税は、減税効果として反映されるので、金額は大きいものの、所得税の還付金と比べるとうれしさの実感は湧きにくいです(笑

でも、体外受精などの不妊治療は額が大きいので、助成金を受けていたとしても、年間でみたら自己負担額は相当な費用のはず!住民税は、お給料の手取りが増えることで感じることができると思うので、お給料明細で喜びを感じましょう♪

■ まとめ

追記・追記で書き上げてきましたが、還付の振込みがすべて終わり、気持ち的にひと段落です。振込みがあるまでは、申告内容の不備を指摘されたらイヤだなぁと、落ち着かない心持ちでした。
現に、私の友人(年間200万円以上を不妊治療に使っているご夫婦)は、確定申告とあわせて医療費控除を申告したそうですが、詳細を明記せず、まとめた金額・表記で提出したところ税務署から問い合わせが来た、と言っていました。やりとりが増えると、振り込まれる日も後ろにずれてしまうので、1回で通るよう、万全の準備で作成してみてくださいね!

本当にお金がかかる不妊治療。本当に申請してよかったです。お金が戻ってくることも嬉しいのですが、ただでさえ先が見えず辛い不妊治療で、金銭的にも総額でいくらかかるのかタメ息が出るなか、ちょっとしたご褒美というか、これで美味しいものでも食べてもう1回がんばろう!という自分ギフトになります。

私のように「確定申告がよくわからない」「戻ってくる金額って大したことないのでは?」と思っている人が、少しでも減りますように!

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