• わこ

    411人目妊活,体外受精・顕微授精

    2022/4/2

ドスコイ!D11!

4/1浅田部屋にて夫婦で受診。

ゾッとするほど混んでました。((´∀`))ケラケラ

保険診療のインパクト、しゅごいw

というわけで、

以前、神のように優しかった

男の先生、修羅モード。笑

「診療時間は15分です」

って初めて言われたよ((´∀`))ケラケラ

「保険診療と自費診療の違いが分からずして

 どっちか選べないんですが💢」

…って、アッチェレランド(次第に加速して)で

メゾ・フォルテ(やや強く)したら収まりました。

…で、今回のQA

①2022年3/末以前に凍結した胚を残したまま

保険制度を利用して採卵出来るか

→可、ただし移殖前提の採卵となるため

 初回は採卵+新鮮胚移植がセットとなる。

 因みに、2022年3/末以前に凍結した胚は

 保険診療による移殖は可能だが

 保管料は自費のまま継続される。ちぇ。

②保険制度を超える余剰胚の取扱い

→採卵後、余剰胚がある場合は

 破棄か凍結かを選べる。

 凍結を希望した場合は最大5日目まで培養し

 浅田基準で良好胚と仕分けされた胚のみ凍結。

 この内、移植の限度回数を超えた

 ものについては自費にて移植可能。

③自費、保険の凍結融解の違い

→浅田は自費の胚融解において、

 胚の生存率は99%を超えるが

 これは保険診療でも安心して良いレベルとの回答

④保険診療の場合妊娠判定は各自行うとは

→移植後は各自妊娠判定薬などで検査をして

 陽性が確認できた場合は、

 以後自費にて妊婦健診を行うらしい

⑤年齢ごとの回数上限は

 出産または12週以降の流産ごとに

 リセットという認識で良いか

→良い

⑥浅田では40歳以下でも一定数は

 初期胚保存をする診療方針だが

 保険診療においても同様か

→否、保険診療に於いては

 余剰胚は全て胚盤胞を目指す

⑦保険、自費で胚の保管方法に違いはあるか

→なし

⑧自費診療の胚を残したまま他院へ転院し、

 保険制度を利用して不妊治療を行ってよいか?

→保険で掛け持ちは出来ないが

 自費と保険は別物なので当院としては

 自費の胚を残したまま転院は問題ない。

 ただし、転院先のCLにて差し支えないかは

 必ず事前に確認し、許可を得る事。

⑨今後、妊娠率・出産率などの実績は

 保険と自費で分けて公開するか

→恐らく

…という事でした。

保険診療を開始するという事は

「致し方なく」一部の診療方針を

変えざるを得ないという事でした。

いわばこういった

診療方針も含めて浅田式です。

浅田の診療方針は30年にわたる

「実績」から生まれたものです。

つまり、受精率や妊娠率

出生率までも左右します。

正直、従来の浅田式に比べたら

保険制度の採卵は

おすすめしないという事でした。

その理由の1つが「新鮮胚移植」です。

浅田はFreeze All(受精卵全凍結)という

独自の診療方針で凍結融解胚移植一択でした。

理由は新鮮胚移植に比べ凍結融解胚移植が

5~10%妊娠率が高い事がわかり

更にOHSSのリスクまで下がるという

実績やメリットからこの方針が生まれました。

ただ、保険診療が新鮮胚移植とセットなので

「致し方なく」今後は行うらしいです。

…と、言っても新鮮胚移植は

今も行っている方はいるし

だからといって日本中でOHSSが

発生しているわけではないとは思うのですが

どうなんでしょうね。

今後は新鮮胚移植にも注目して参ります。

でも両角LCさんの先日の保険説明動画では

新鮮胚移植をしない凍結のみの

診療報酬の説明パターンも案内されていたので

これが浅田独自なのは調査中です((´∀`))ケラケラ

2つ目の理由は採卵数の減少です。

OHSSを加味して必然的に卵巣刺激も弱まります。

これは両角LCさんも同じ見解でした。

…という事で、採卵数は従来の浅田式に比べたら

体質によっては激減する事が想定されます。

3つ目の理由は2つ目とも絡んでくるんですが

保険診療では採卵数が見込めない上に

5日目までに胚盤胞に到達した胚の中から

更に浅田基準で良好胚と仕分けされた

胚のみ凍結なので自ずと凍結数も減少します。

浅田の臨床研究ではグレードCCや

7日目胚盤胞まで出生実績があるので、

自費の場合は7日目まで培養します。

卵子の力を信じて

破棄する事もありませんでしたが

保険制度ではそれは叶わないのです。

つまり、採卵数も減って

培養できる範囲も狭まる。

加えて初期胚も凍結しないのであれば、

いくら移殖6回まで採卵無制限と言えど

胚盤胞に到達しずらい体質の方や

良好胚を獲得しずらいカップルには不利です。

そして、間違いなく医療人はテンパってます。

だから、4月になった!わーい!

って採卵からCLに駆け込むのは

ちと、リスキーかな思いました。

なぜかというと、どのクリニックも

「今までと違う保険診療の中でのやり方」

…を新たに取り入れるわけです。

6年も大学行った賢い人達ですら

解釈に悩み、混乱する

新しい制度という名の制約の中で。

これに慣れるまではどのクリニックも

多少、治療の効果に

影響するのではと思いました。

しかもあの混雑でしょ。

きっと、ドクターフル回転ですよね。

正直、保険診療に

ネガティブなイメージが湧いた1日でした。

移殖は保険でも

問題なさそうのは救いでしたが

採卵からやり直しとなったら

新鮮胚移植に元々アレルギーのない

CLさんに転院かな((´∀`))ケラケラ

#体外受精・顕微授精 #1人目妊活 #保険制度 #浅田LC