• Pocky

    401人目妊活,人工授精,体外受精・顕微授精

    2021/5/12

鍵付き投稿です

前回投稿したときの移植で無事不妊のクリニックを卒業でき、数日前に初期流産の壁(12週)を無事超えることができました。

少し出血がある時期があり心配でしたが、ポリープのせいだったようで、それ以外は順調と言っていただけました。

今に至るまで、こちらにいる皆さんに温かいコメントを何度もいただいて、心強かったです。

私よりずっと頑張ってるのに、応援してくれてる方もいらして、本当に感謝です。

今の科学ではわからないことや、運によるものも多分にあるとは思いつつも、卒業にあたって、して良かったことを以下に挙げてみます。

・普通の病気のときより、かなり真剣に病院選びをしたこと

 不妊治療(特に体外/顕微)の成績は本当に治療院ごとの成績差が桁違い(成功率8割の医院と成功率0%の医院が混在という世界のようです)なので、何より頑張るべきは病院選びだと今でも思っています

 (私は浅田レディースクリニックというところに通っていました)

 公表している治療成果のグラフとかも、分母が何なのかとか、気をつけて見ないと誤解したりするので、グラフや表を穴が開くほど見ることが多かったです

 私が調べた限りでは、浅田さんが圧倒的に結果を出していると思っています

あと、病院のシステムもびっくりするほど先進的で細かいところにも気が配られてて、成果以外の面でもここにしてよかったです。

・確率計算を何度もしながら、治療の方向性などを決めていったこと

 あと何回移植すれば1人生まれそうか、とかをよく確率計算して、

 なら何回採卵すべきか、次は移植か採卵か、今回は何個移植にすべきなのか、

 いくらかかりそうか、何回トライしてダメなら諦めるか、とか考えたり、

 旦那と方向性を話し合う材料にしたりしていました。

 累積成功率(%)の計算式=1 - ( (1 - 1回目の成功率/100) x (1 - 2回目の成功率/100) x (1 - 3回目の成功率/100)…) x 100

 例えば、30%の出産率の卵と20%の出産率の卵の2個が凍結できたとしたら、

 累積成功率(トータルで1人以上生まれる確率)= (1 - (1-0.3) x (1-0.2)) x 100 = 44% 

 といった感じです

 (考え方としては、全戦全敗する確率を計算して、それを100パーセントから引くことで、1人以上産まれる確率をだします)

 卵あたりの成功率はクリニックは公表していませんでしたが、年齢とグレードで調べると多少データがでてくるので、誤差があると思いつつも、なんとか計算してました

 こうして期待値を数字ベースで考えたことで、感覚で方針を決めるよりも、夫婦とも後悔のない選択ができたように思っています

・アスクドクター

月額300円でドクターに相談できるサービスで、登録することで他のユーザーの方のQ&Aも見れるのですが、あまり自分で相談することはありませんでしたが自分が気になるようなことをすでに相談している人がたいていいる感じだったので、他の方とドクターのやり取りがとても参考になりました

「シリンジ法の効果って医学的にどうですか」とか

「鍼治療って本当に不妊に効きますか」とか

「不妊で飲んでるサプリこれでいいと思いますか」とか

「◯歳でこれこれのグレードの移植をすると妊娠率何%くらいだと思いますか」とか

「7週で胎嚢このくらいって大丈夫ですか」などなど

不妊治療関連の相談は匿名でいられる場のほうが聞きやすいからなのか、かなりQ&Aの数が充実していたように思います。

ネットの医療情報(不妊分野は特に)は、悪質な広告まがいのもの(とか、悪意がなくてもそうした広告に影響されてしまった体験談)が多いので、振り回されないためにも良いサービスでした

・「不妊治療を考えたら読む本」

私の通ったクリニックの院長先生の著書です。ろくに効果のないことを大げさに書いた無責任な不妊関連本が巷に多いように思いますが、この本は、とっつきやすくはないものの、エビデンスに忠実に、科学的にどういう不妊にどういう治療が効果的で、なぜなのかわかるように書いてあったので、読んで良かったです。この本を読んでから、無責任な情報に振り回されなくなったと思います。

・ドクターズチョイス ワンステップ排卵検査薬&シリンジ法

タイミング法のストレスや費用を考えると、輸入で格安で手に入れた排卵検査薬で自力でタイミング法らしきものをやれたのはよかったかなと思っています。

シリンジも大量購入で格安でやりました。

自己流タイミング法で妊娠しなかったことで、タイミングでは説明がつかない不妊の原因があることがわかりましたし、早く高度生殖医療につながることができたので、自分たちに効果がない方法だったとはいえ、やってよかったです。

・テンガメンズルーペ

スマホで精子を観察するキットです。1500円くらいだったかな?

精子の運動率がやばいらしいことが事前に想像がついたので、これも病院に早くつながるきっかけになりました。とはいえ、これは旦那様の性格によってはとても傷つけてしまうものかもしれないので、使うなら「こういうのあるみたい」ってふってみて反応を見てからのほうがいいとは思います。

・副交感神経優位な生活

リラックスした状態の時間が長い人が卒業していくっていうのを目にするも、ほんとかいなと思っていましたが、不妊治療歴が長くなってくるとたしかに体験談ベースでもそういう印象を自分も受けることが多く、なるべくリラックスして過ごすようにしました。ストレスが不妊治療に悪影響するという論文も見たような気がします。不妊のためと、がんじがらめの食生活でストレスフルになるよりかは、「あーチョコうめえ幸せ」とかやってるほうがいいのかなーとか思ったりも・・・?

以上、やってよかったのは、だいたいこんな感じかなと思います。

逆に、食生活の見直しとかは、それほど熱心には取り組んでいません。

葉酸とビタミンDとオメガ3(魚か非加熱のアマニ油/えごま油)の摂取をするようにしましたが、葉酸以外は万人に意味があるかは疑問です。私は体質的になんだか足りないような気がしてとってみたのですが、検査してないのでなんとも、といった感じです。あとサプリの過剰摂取はアスクドクターで一律しかられてたので、用法通りで。

不妊治療の不成功って、頑張りすぎて心が折れてやめてしまうっていうパターンもすごく多いと思うので、サプリや食生活、民間療法を頑張るよりかは、まっとうな治療への気力が続くためのストレス発散を優先しました。

クリニックの院長先生の「不妊は生活習慣病ではありません」という言葉がとても印象に残っています

たしかに、生活習慣をどんなに乱しても避妊や堕胎できたりしないし、飢餓にあえぐ途上国でも子どもはポコポコ生まれてるんですよね。

不妊が生活習慣病であるかのような錯覚が日本中に蔓延していて、ついそこを全力で頑張らないといけない気になったりすると思うのですが、科学的に効果がはっきりしないことに奔走して疲れてしまうより、まっとうな治療に身を任せたら、あとは自分にご褒美をあげるくらいでちょうどいいんじゃないかなんて思うようになりました。

総じて、不妊治療は情報戦、判断力を研ぎ澄ませないといけないし、努力するとしたら方向性はそこなのかな、と私は思っています

なんか、偉そうにすみません・・・

みなさんめちゃくちゃ頑張ってるから、絶対報われてほしい一方で、

頑張りすぎて辛い思いされてる方には、そんなに頑張らなくてもきっと大丈夫だから、ご自身にご褒美をあげてほっと一息つかれてほしいです。

ここにいる皆さんが無事妊娠・出産できることを心から願っております。

これで最後の投稿にしようとも思いましたが、残りの凍結卵を今後迎えに行くと思うので、

その際にまたここに舞い戻ってくるかもしれません。その際はよろしくお願いします

長文でしたが、ここまで読んでいただいてありがとうございました。