• わこ

    411人目妊活,体外受精・顕微授精

    2021/12/11

LINEの妊活オープンチャットの

「統合失調症ですが不妊治療始めました。

 同じような境遇の方おられますか?」

…の、問い掛けにギョッとした。

オプチャは綺麗ごとのオブラートで

「応援してます!✨」的なコメントもあったけど

あなたの飲んでるお薬、大丈夫?

ってハラハラドキドキした。

案の定、胎児に影響する薬だった。

そもそも精神科と産婦人科が連携してないと…。

「連携してくれない!」

ってお医者のせいにしてたけど

そもそも君の状態が連携不可なんじゃ…🙄

ヤバいっしょ…モヤモヤした。何日も。

顔も見えない他人のためにwww

でも何日も前だから今更リプれない…。笑

私の通っている浅田LCはけっこう厳しい事言う。

子育てに向かない性格の方

子育てに向かない疾患の方

子育てに向かない体質の方…は、来ないで下さい

また、親になるのにふさわしくないと

私が判断したら不妊治療はやりません

…って説明会でバッサリ切ります。

でも、それって真理だと思うんだよね。

こういう事いうとそのオプチャでは

ボコボコにされそうだけど🤣

精神病患者なら綺麗ごと抜きで

ある程度、経済的に余裕がある状態で

家族も医療も地域も福祉も最大限に利用して

産み育てないと母子もろとも破滅すると思った。

健常者でも病む妊娠・出産・育児を

精神病患者が行うのは相当な覚悟がいると思う。

「同じ境遇の方おられますか?」は

真剣にそんな情報を収集して

安全に妊活したいっていうよりは

「仲間を見つけて安心したい。」

…っていう弱さが垣間見え余計心配になった。

因みにこれは意地悪や偏見じゃなく

私自身が精神疾患を持つ親に

産み育てられた経験からである。

そこから生まれた私達兄妹には

精神や学習に障害もあったと思う。

生きづらかったし、甘えたかったけど

例え自分が孤独な老後を迎えても

自分の子にこの苦労や障害、

寂しさを連鎖させるのはあまりにも酷だと

思っていたので結婚は諦めていた。

だけど、幸せになる為の

ヒントをくれる大人に出会ったり

投薬、カウンセリング、

自己啓発や研鑽を重ねて

病的な自分を癒し、

1人で生きて行く為に努力を始めたら

良い友達や仕事にも恵まれ、

いつの間にか自分を好きになっていた。

過去の自身や家族のトラウマからも卒業できた。

そんな風に積み重ねて、生きて生きてやっと

結婚相手じゃなく自分に

「YES」が出せたのが38歳なんだと思う。

今はプロが注意して見ないと

病んでた人に見えない自信がある。笑

結婚しても自分を磨いた。夫婦は鏡だ。

私が磨かれたら夫も成長する。

逆も然りでお互い成長できた結婚生活だと思う。

私は闇をなるべく自己解決するけど、

難しい時は夫も手伝ってくれる。

だからこの夫と夫の家族の下でなら

安心して子を産み育てられそうと判断して

不妊治療を始める運びとなった。

親になろうとすると色んな試練が訪れる。

だけど夫が我が子を抱く姿を想像すると

どうか乗り越えて赤ちゃんに会ってみたいなと

思う今日この頃なのでした。