• わこ

    411人目妊活,体外受精・顕微授精

    2022/3/13

義母カウンセリング受けたったw

私は自分の家族とは絶縁したけど

正直、夫を羨むくらい

この義両親の元で私が生まれたかった

って思わせてくれるような

人達の元へ嫁に嫁く事ができた。

少しでも家計の足しにしなさいねと

米や野菜、果物も送ってくれる。

だけど一切、子作りには

口を出さない思い遣りの深い人達だ。

だから逆にこちらから

「頑張ってるよ」とは、伝えていたし

それを義父母も喜んでくれていたが

今回の不妊治療はスクリーニングの結果

精子無力症という夫側にも原因があって

「実の息子にも原因ある」

と知ったらショック受けるだろうなと

体外受精に進む時、進んだ事、

具体的な進捗は何ヶ月も伝えられずにいた。

迷って迷って、お母さんに電話した。

パートでゆるふわだけど看護師なので

医療知識もあるから話しは早かった。

私のバセドウ病と夫の精子無力症を伝え

体外受精に踏み切った事、結果、

今後のスケジュールなんかも伝えた。

そして最後の方でやっと本音を吐き出せた。

お母さんはただの農家だから

気にするなって言うけどさ。

15代続く、長い歴史の

家に嫁いだじゃん。長男の嫁じゃん。

なのに私が健康な子が産めなかったら

ガッカリさせちゃうだろうし、

更に男じゃなかったらとか

申し訳なく思って移植に

進むのが怖くなっちゃったんだ。

実際、次男嫁さん家もお子さん

病気がちで大変そうじゃん。

あと、私に似て頭悪かったらごめん。

話しながら自分の本音や弱さに驚いたが

その弱さや醜さも安心して

吐き出させてくれる偉大な義母だ。

義母は言った。

私、妊娠中に風疹になった話ししたでしょ。

私はどんな子でも産んであげたかった。

だけど、お爺ちゃん(義母の義父)は

長男の嫁が障害児なんか生んだら

家に傷が付くって許してもらえなかった。

障害の発生率は100%じゃない。

健常児が生まれるかもしれないし

堕胎したら今後、妊婦出来ない

体になるかもしれないと

どんなに説得してもダメだった。

堕ろすしかなかった。

沢山泣いたよ。

未だにお兄ちゃんには申し訳なく

思って仏壇に手を合わせてるよ。

だからあなたが生む子がどんな子でも

私達は嬉しいし、大丈夫。

テレビでもダウン症の子の特集とか

やってるけど幸せそうな子もいるじゃない。

何があっても私達は

最大限バックアップするから

とにかく「あんた達が」やっぱり

子供欲しかったって後悔しないように

心配しないで不妊治療を続けな。

…もう、実の母だよね。この人。涙

私は犯罪者の家系に生まれた。

父は土建屋で金も女周りも良い人だけど

両腕に刺青があって夫婦喧嘩で

母の首を圧迫骨折させるような人だった。

母は美人で、口達者。

頭と外ヅラが良く、

スナックでもチーママやママを

任されるほどの実力派だけど、

感情の起伏が激しくて、アル中

パチンカスの買い物依存症。

知り合いには借金だらけ。

金借りる時は、私も駆り出されたが

ハリウッド女優並みの演技でまじ詐欺師。

(後にヤク中、闇金ウシジマくんみたいに

なって手が付けられず25歳の時に絶縁した。)

父と母が離婚してから自閉症気味の兄は

父に、私は母について行って

母1人、子1人で暮らした地獄の数年間。

ゴミ屋敷の中で暮らし、

生きるために自分で米を炊いた

ガリガリの小学2年生の私。

お母さんはスナックで働いて朝は寝てるし、

昼はパチンコや同伴、夜は居ない。

ちゃぶ台の上に千円札やパチンコ景品の

お菓子があってそれで生活してた。笑

放置子だった私は寂しいし、

給食食べる為に学校に行きたくて

ゴミの中から服を引っ張り出して

服を着てランドセル背負って登校したら

同級生の女の子に「何か臭い」

って虐められて悲しかったけど

お陰でお洒落と整容に目覚め

自分で洗濯できるようになった。笑

ほー。私が身なりや体臭を

異様に気にするのはこの為か。

自分が子供の頃を思うと

今で言う発達障害っぽく感じていて

自分の子にも遺伝したらと思ったけど

そもそも普段から栄養失調で

睡眠不足、母親に折檻されないように

ビクビクしながら生きてた私が

学習能力なんて養えなかったよな。

もし、違う家庭環境だったなら

普通に勉強したり、友達と遊ぶ

元気な女の子だったかもしれない。

不妊治療しながら妊娠が怖いって

矛盾した自分に狼狽えたし

恐怖は完全には消えていない。

だけど義母と話してから、色んな自分が

呼び起こされ、闇を垂れ流した事で

心の整理がついて、元気になってきた。

せっかく得た家族(義両親=理想の父と母)

…を、不妊治療や出産の結果、

失望させて失うのも怖かったんだね。私。

「男産め!」「健常児産め!」

とか、言わない人達なのにね。

寧ろ、義母がその暴力に耐え続けた人なんだから。

妊活や不妊治療は修行みたい。

躓く度に「自分」と対話しながら

進んで行こうとやっと「夫」じゃなくて

「私主体の妊活」の気持ちに

切り替わってきたのでありました。ドスコイ!

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