ずいぶん時間が経ってしまいました。
不妊治療を病休にできるかについて、結論が出たので、お伝えします。
多くの方に、私の愚痴やジレンマを読んでいただいて、応援をいただいて、本当に嬉しかったです。
だから、よくない結果に終わってしまった事が本当にショックで、なかなか心が落ち着きませんでした。
以前の管理職の指示通り、年休簿に治療内容を書き出し、提出しました。どれかが病休に当てはまるかもしれないから。それに、規定集にはそう書いてあるんだから。
ある日の朝突然、校長室に呼ばれました。
校長、教頭、事務長、要は学校のトップ3が勢揃いする中で、教育委員会の回答を伝えられました。
保険証を使った、保険適用内の治療を、病休とする。そうでない場合は年休(有給)とすること。
だそうです。県の教育委員会のいちばん偉いところに聞いた回答だそうです。
では、休暇制度の規定集にある、「医療行為を伴う不妊治療は病休とする」の一文はどういうことですか、と、食い下がりました。が、保険適用の医療行為、なんだそうです。
これが県の回答です。質問はありますか。
そう言われて、もう何も出来ませんでした。ただ、がっかりするばかりで。
移植後陰性のショックと合わせて、校長室で泣いてしまいました、が、慰めるられることもなく、淡々と時間が過ぎてゆきました。
人事課にいたという教頭に、休暇制度規定集の「医療行為を伴う不妊治療は、、、」の文章については、実態と違っておかしいから、変えて欲しいと、それだけはギリギリ言えました。
歯医者や皮膚科と偽って、休みを取ればいい、とアドバイスしてくださる方が、教員内にもいます。もっとうまくやりなさいと。私もそうしようかと思います。
でも葛藤があって。
きっとずっと、多くの方がそうやって不妊治療をしてきて、公に騒いでいないから、こんな働き方になってしまっているんです。きちんとした休暇制度がない。不妊で悩んでいる、頑張っている人への配慮がない。
私はもう、隠れたくない。悪いことをして休んでいるわけではない。サボってもいない。
治療は言いふらすものではないけど、堂々としていたい。
前面に立って、誰かと戦うわけではないけど、休暇簿にこれからも治療内容を書き続けて、ギリギリまで年休を取り続けようと思います。もう多くの人の知るところとなったし、頑張っている証拠になるし、これからの長い教員生活の中で、何かの時に誰かのために使えるかもしれない。
次の周期はTRIO検査をする予定です。
どんな結果になっても、いつか、授かれる日を夢見て、諦めずに、できることをひとつづつコツコツと進めます。
#体外受精・顕微授精 #1人目妊活