不妊治療の保険適用が今年の春からはじまります。
まだ、わかっていないことも多いですが、
ちらほらと見えてきたこともあります。
最近のニュースを一緒に不妊治療の保険的用の現在までの
詳細についてご紹介します!

保険適用範囲の詳細

厚生労働省が2月9日発表した内容によると、
人工授精のほか、より高度な体外受精や顕微授精も保険適用の対象となる。
夫婦だけでなく事実婚のカップルも対象になるとのこと。
体外受精や顕微授精は治療開始時点で43歳未満の女性が適用を受けられる。
男性側に年齢制限はありません

TBSNEWS(https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6002013.html)によると、
体外受精は今まで平均で50万円程度の費用がかかっていましたが、
保険適用されれば「高額療養費制度」を使うことが可能で、
年収が370万円から770万円の場合は、8万円程度の負担で収まる見込みとのことです。

これが適用されることにより、現在実施されている、
『不妊に悩む方への特定治療支援事業』は今年度で終了予定とのこと。

着床前検査の保険適用を見送り

時事ドットコムのニュースによると(https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012600491&g=soc

今年4月からはじまる不妊治療の保険適用に関して、
着床前検査は保険適用を見送りの方針とのことです。
着床前検査は「命の選別につながる」との批判が出ていることもあり、
今回は適用外ということになったとのこと。

不育症や着床不全で悩むカップルからすると、
着床前検査は保険適用になることが望まれていたと思います。
だいたい100万円程度、この検査にはかかると言われており、
次の保険診療改訂は2年に1度ということもあるため、
今年保険適用にならない場合は、早くても再来年まで待たないといけなくなります。

 

まだまだ決まっていないことも

わかっていることはこれぐらいで、まだ決まっていないこともたくさんあります。
実際に決定事項がわかるのは3月入ってからとのことで、
4月にはじまるとはいえ、ぎりぎりの決定になりそうです。
今後も詳細がわかりしだいアップデートをしていきたいと思います。妊活ボイスバナー