不妊治療の助成金は国や市町村によってさまざまなものがあります。
今回は今年からは拡充となった助成金をご紹介します。
「不妊に悩む方への特定治療支援事業」の拡充
体外受精と顕微受精に適用される助成金です。
↓厚生労働省のページよりhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047270.html
こちらは昨年までは、所得制限や回数制限などがありました。
来年春には不妊治療が保険適用になる予定のため、
それまでの間、所得制限や回数制限が緩和されることとなりました。
去年と今年で変わったところ
<拡充前>
- 夫婦合算の所得が730万円未満
(所得とは源泉などを引かれた後の金額) - 1回あたり15万円(初回のみ30万円)
- 生涯6回まで(40歳以上43歳未満は3回まで)
- 妻の年齢が43歳未満
<拡充後>
- 所得制限なし
- 1回あたり30万円
- 1子ごと6回まで(40歳以上43歳未満は3回まで)
- 妻の年齢が43歳未満
赤字の部分が大きく変わったところです。
年齢については変わらずというところです。
まだ来年の春からどこまで保険適用になるかはわかっていませんが、
もう少し緩和されると経済的には安心して不妊治療が受けられますね☘️
助成金を受けるための注意点
こちらはどこの病院の治療でも対象になるわけではありません。
指定医療機関のみの対象となります。
対象となる医療機関リスト
https://www.mhlw.go.jp/content/000697077.pdf
病院によっては、男性不妊などはNGになっている場合もあります。
こちらのリストで確認した上で病院に連絡することをおすすめします!
次回は県や市町村ごとの不妊治療に対する助成金などの支援をご紹介します。