妊活を始めるにあたり、重要な第一歩となる排卵日。その排卵日の計算方法から正確に知る方法までを紹介いたします。

排卵日とは?

正確な排卵日を知るということは、妊活において重要な第一歩となります。排卵日を知る方法は様々ですが、そもそも「排卵」とは何でしょうか。

よく「生理=排卵ですか?」という質問を耳にしますが、そうではありません。排卵は卵巣から卵子が排出されることを指し、およそ28日に一度、排卵がされます。

排卵された卵子に精子が受精すれば受精卵となりますが、受精しなかった卵子はやがて死んでしまい、体外に排出されることとなります。これが生理と呼ばれるものです。

精子と受精した受精卵は、その後、子宮へと移り着床して妊娠となります。つまり、排卵日を予測・把握することが妊娠を目指す第一歩となるのです。

排卵日の計算方法とは?

排卵日を計算する方法とはどのようなものなのでしょうか。実はその計算方法はいたってシンプルです。生理周期は人によって異なりますが、排卵されてから生理までの長さは「14日間」と決まっています。

つまり、「次回生理予定日から14日間を引く」ことで排卵日の計算・予測が可能となります。このことを頭に入れつつ、この後に紹介する「排卵日を知る方法」を参考に、ご自身にあった形で排卵日を特定してみると良いかと思います。

排卵日を知る具体的な方法とは?

排卵日を予測する方法はいくつかあり、それぞれに良い点、悪い点があるので、ご自身のスタイルに合った手法を取り入れてみてください。

■オギノ式

産婦人科医であった荻野久作医師によって考案された方法となります。生理周期の長短に関わらず、次の生理予定日の12日前から16日前までの5日間のうちに排卵日がくるという考え方となります。

しかし、生理日は体調の変化などにより変わることが多く、正確に予測することは難しいため、あくまで目安として考えるようにしましょう。

■基礎体温表

基礎体温から排卵日を予測する方法もあります。基礎体温表の低温期の後に、更に体温が一段階下がる「最低体温日」があり、その後 1〜2日間が排卵の可能性が高いと言われています。

正確性が高く、自分自身の健康状態も把握できるというメリットがある一方、基礎体温は少なくとも2〜3ヶ月分のデータが必要となり、毎日体温を測るなどの手間がかかるというデメリットもあります。

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■排卵検査薬

より確実な排卵タイミングを知るには、排卵検査薬を使用するという方法があります。排卵検査薬は排卵前に急上昇する「LH」というホルモンを感知する検査薬で、尿中のLH濃度の上昇により、排卵日を予測します。陽性反応が出て、40時間以内に排卵が起こります。(詳細は購入した製品に同封されている説明書をご確認ください)

排卵検査薬は薬局・ドラッグストアのほか、インターネットでも手軽に入手可能で、高い精度で排卵日を予測できます。デメリットとしては1回あたり400円前後(日本製の場合)の費用がかかる点があります。

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■頸管粘液(おりもの)

頸管粘液(おりもの)から排卵日を予測するという方法もあります。おりものは子宮頸管の内側にある粘液で、ホルモンによって分泌量が変化するため、その変化を利用して排卵日を予測します。

生理後しばらく頸管は乾いた状態ですが、排卵が近づくにつれ、粘液の分泌量が増加していきます。排卵が近づくと、卵白のように透明なおりものが分泌され、親指と人差し指でつまみ指をゆっくりと離すと10cm前後まで伸びるようになります。

ただ、粘液の変化には個人差もあり、誰にでも当てはまる訳ではないため、ひとつの目安として利用されると良いかもしれません。

■超音波卵胞計測

卵巣内にある袋状の組織である卵胞の大きさを直接図る方法で排卵日を計測するのが、超音波卵胞計測という方法となります。

排卵時の卵胞の大きさ(18〜22mm)や成長スピードはある程度分かっているため、卵胞チェックにより排卵日を予測することができます。

他の方法と比較して精度は高くなりますが、婦人科に通う必要があるため、費用(1500〜5000円程度)と手間がかかります。

■各方法の比較表

各方法を「精度」「費用」「手間」の各面で比較すると下記の表のようになります。費用や手間を重視するのであれば、オギノ式・頸管粘液(おりもの)が良さそうで、精度を重視するのであれば、排卵検査薬・超音波卵胞計測が良さそうです。

方法 費用 手間 精度
オギノ式
基礎体温表 ×
排卵検査薬 ×
頸管粘液(おりもの)
超音波卵胞計測 × ×

最後に

排卵日を調べる方法は様々ですが、「排卵日を知る」ことを過度に意識してしまってストレスを溜め込んでしまっては逆効果かもしれません。

例えば、排卵日の計算方法を用いて排卵日を予測し、その上で基礎体温表と排卵検査薬の使用を組み合わせるなど、まずは自分のライフスタイルに合った方法をいくつか組み合わせて始めてみると良いかもしれません。

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