日本は女性の社会進出が進み、
男性と同じように社会でキャリアを積むようになってきました。
そのため晩婚化が進み、出産年齢もだんだんとあがってきています。
しかしながら、社会が変わっても人間の体というのはそう簡単には進化しないため、
いざ自分が妊娠を望んだ時に、妊娠が難しい状態になっていることがあります。
昨年49歳で出産した女優の小松みゆきさんの事例をもとにご紹介。

42歳からの妊活

小松みゆきさんは42歳からタイミング法から妊活をはじめたとのこと。
妊治療を始めてから妊娠するまで約7年かかり、顕微授精を14回以上!
かかった費用は1000万円ほどと、インタビューで答えています。

人工授精2回、流産も3度経験をしています。

-『49歳で出産経験 小松みゆき男性にも伝えたい「不妊治療」』https://news.yahoo.co.jp/articles/a59254e7d27787bb7b4525f476e8bd2eccee3705

実際に40代の妊活は30代に比べるとぐっと難しくなり、
自然妊娠率は約5%という研究結果も。

ステップアップのタイミング

小松さんは最初は口コミなどで探した病院に通っていたとのことで、
もっと調べてから病院を選んだととのこと。
タイミング法からはじめたが、情報を知っていればもっと早くステップアップを検討していたとも。
35歳をすぎると男性も女性も体が変化してくるため、
妊娠率は下がってしまいます。しかし、個人差があるので妊娠ができないわけではありません。

ちなみに、男性と女性ともに40代の場合、
なるべく早めに不妊治療に取りかかるのがよいとされています。

また、国や都道府県の助成金なども43歳までとしていることが多く、
費用がかかる不妊治療は金銭面でも負担がかかるため、
助成金などを利用する方も年齢をチェックしておくことが大事。

 

40代の妊活は経済事情と自分との相談

40代の不妊治療は時間に限りがでてきしまうため、
焦ってしまったり、精神的にもつらくなることが多い傾向にあります。
また、高齢での出産はリスクもあり、流産してしまう可能性も20代や30代よりも増えてきます。

女性は閉経を迎えるのが50歳前後のため、妊娠できる期間はは限られています。
40代から妊活や不妊治療をする場合、経済的な負担や精神的なものもあり、
経済的な予算と、自分の精神状態と相談していくことが大切です。妊活ボイスバナー