妊活ボイス運営事務局のアキです。3月1日から3月8日までは「女性の健康習慣」だそうで、3月1日に恵比寿ガーデンプレイスで行われた「Women’s Health Actionシンポジウム」に参加してきました。

内閣府や厚生労働省、日本産科婦人科学会などが講演するシンポジウムで、不妊治療のスペシャリストであり内閣官房参与も務められる吉村泰典慶応義塾大学名誉教授や、10年間の不妊治療を経て50歳で出産をされた野田聖子衆議院議員、元プロテニスプレーヤーで不妊治療経験者でもある杉山愛さんなど、そうそうたるメンバーがパネリストとして参加していました。

パネルディスカッションでは「女性が健やかに輝きつづける社会へ!〜ウィメンズ・ヘルス・アクション」と題して、不妊という問題に限らず、女性の健康全般についてのディスカッションが行われました。

女性が健やかに輝きつづける社会へ!

女性ホルモンや妊孕性から月経による仕事への影響、健康寿命までさまざまな話題が出てきました。もちろん不妊治療や妊活関連の話題もあり、体外受精による出産の増加や体外受精にかかる時間や費用、何歳まで自然妊娠できると思うかなどの調査結果と現状のギャップなどが出ました。

特に印象に残ったのは、妊活ボイスでも調査した特定不妊治療の助成金についての話でした。野田議員によると「もともとは保険適用をしようという形で動いていたが、成功率が低いなどの問題があり、保険適用にすることができなかった。それならばということで、助成金という形での支給とした」とのことでした。

助成金制度が成立した裏側には、野田さんのような方の想いがあったことを知って、広く制度が使われて、一人でも多くの方の役に立てばいいなと感じました。

また、吉村先生が「年齢が高くなると妊娠率が低下するなど、そういった話を学校教育の場できちんと伝えて来られなかったことは我々の反省点である」と話していたことも印象に残りました。野田議員も同様のことを仰ってました。

私たちが「妊活ボイス」を運営しているのも、妊活に対する正しい情報を早期に知って、自身のライフプランに合った活動を行ってもらいたいという想いからです。私たちにできることを、少しずつでも、しっかりと発信していきたいと思ったシンポジウムでした。
■シンポジウム概要
Women’s Health Actionシンポジウム
https://whasympo.com/
【主催】ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会 読売新聞東京本社
【後援】内閣府男女共同参画局、厚生労働省、経済産業省(予定)、(公社)日本産科婦人科学会、(公社)日本産婦人科医会、(公社)日本医師会、(公社)日本女医会、(公社)日本助産師会、(公社)日本薬剤師会、(特非)女性医療ネットワーク、(特非)女性の健康とメノポーズ協会、(特非)日本医療政策機構 HGPI、(一社)日本女性医学学会、(一社)日本家族計画協会、(一社)日本女性医療者連合、ウェルビーイング政策を提言する女性医師懇話会 ※順不同
【特別協賛】大塚製薬株式会社
【協賛】花王株式会社 オムロン ヘルスケア株式会社 ドコモ・ヘルスケア株式会社 日本生命保険相互会社

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