使うなら日本製?海外製?おすすめの排卵検査薬を徹底比較!

排卵日を知る方法のひとつとして取り上げた「排卵検査薬」は海外製も含め、多くの製品が存在します。今回は人気・おすすめの日本製と海外製の排卵検査薬の違いを価格・入手のしやすさなどの視点で徹底比較いたします。

排卵検査薬とは?

前回の「基礎体温から排卵検査薬まで!排卵日を知る方法5選」でも取り上げた「排卵検査薬」。排卵する前に急上昇する「LH」というホルモンを感知する検査薬で、尿中のLH濃度の上昇により、排卵日を予測します。

尿中のLH濃度の上昇が始まってから、およそ40時間以内に排卵が起こるとされており、LHの分泌量の変化を調べ、排卵日の予測を行います。

日本製と海外製排卵検査薬の違いとは?

■価格面について

排卵検査薬には日本製のものと海外製のものがあります。最も大きな違いとしては価格面が挙げられます。日本製のものが1回あたり400円前後かかるのに対し、海外製のものだと、1回あたり60〜70円、まとめ買いなどによって、安いものだと50円程度で購入することも可能です。

費用を最小限に抑えたい場合、海外製のものを利用した方が経済的であると言えます。

■購入のしやすさについて

購入のしやすさという点では日本製の商品に軍配が上がります。2016年に排卵検査薬は「第1類医薬品」に分類されました。これにより、薬局やドラッグストアでの購入が可能になり、現在は楽天やLOHACOなどの大手ネットショップでの購入も可能となっています。

海外製の商品については、「個人輸入代行」という形でネット上より購入可能ですが、海外からの発送となり、到着までに一定の時間がかかります。

 

■品質について

一般に日本製の方が品質が優れていると思われがちですが、海外製の排卵検査薬も原理は同じなので、品質に大きな差があるとは一概には言えません。

ただ、製品によって感度は異なり、感度が高いものほどLHの分泌量が少ない人でも対応できるようになります。一方、分泌量が多い人が感度が高いものを使用すると早いタイミングで陽性反応が出てしまうという懸念などが生じてきます。そのため、自分の体質に合った製品を利用することが重要となってきます。

また、海外製の場合は商品説明や使用方法などが英語で表記されていることが多いので、初めて利用するなど、慣れていない場合は日本製の商品を使用した方が良いかもしれません。

ネット購入可能!おすすめの日本製排卵検査薬3選!

■ドゥーテストLHa(ロート製薬)

ドゥーテストLHa(ロート製薬)
出典:楽天

「ドゥーテストLHa」は大阪市に本社を置くロート製薬が販売する排卵検査薬です。排卵日が約1日前に分かり、判定時間が5分と短く、たった2秒尿をかけるだけで判定が可能です。

ネットショップでの購入の他、東京都内だけで540店舗以上で購入可能となっており、最も手に入れやすい商品のひとつと言えます。

価格(容量):3,693円(12本)、2,624円(7本)
検出感度:30mIU/mL

 

■ハイテスターH(武田薬品工業)

ハイテスターH(武田薬品工業)

出典:LOHACO

武田薬品工業が販売元(製造販売元はミズホメディー)となっている「ハイテスターH」。排卵Beeという蜂をイメージさせる可愛いキャラクターのテレビCMでもお馴染みです。

「ドゥーテストLHa」同様に排卵日が約1日前に予測でき、判定時間は10分、5秒尿をかけるだけで判定が可能となっています。

価格(容量):4,298円(10本)、2,786円(5本)
検出感度:30mIU/mL

 

■チェックワンLH・Ⅱ(アラクス)

チェックワンLH・Ⅱ(アラクス)

出典:楽天

名古屋市に本社を構えるアラクスが販売する「チェックワンLH・Ⅱ」。10本で3,000円弱となっており、他の2製品と比べてお手軽に購入できます。こちらも排卵日の約1日前に予測でき、判定時間は3分と短く、5秒尿をかけるだけで判定が可能です。

価格(容量):2,719円(10本)、1,759円(5本)
検出感度:40mIU/mL

おすすめの海外製排卵検査薬5選!

■A-check

「A-check」はアメリカで人気の排卵検査薬となり、FDA(アメリカ食品医薬品局)認証を取得しています。複数の個人輸入代行業者からの購入が可能で、手に入れやすい海外製商品のひとつだと言えます。

価格(容量):3,450円(55本)
検出感度:25mIU/mL

■Wondfo

検出感度は「A-check」と同様の25mIU/mLとなる「Wondfo」です。本商品も複数の個人輸入代行業者からの購入が可能で、価格も「A-check」よりも安いため、コストを抑えたい人にはおすすめの商品となります。

価格(容量):2,830円(55本)
検出感度:25mIU/mL

■EGENS

ドイツのメーカーによって製造されている「EGENS」も検出感度は25mIU/mLとなり、複数の代行業者から購入が可能です。

価格(容量):2,950円(55本)
検出感度:25mIU/mL

■Luckytest

アメリカ食品医薬品局(FDA)とEU認証を受けている「Luckytest」は世界で広く利用されている排卵検査薬のひとつです。こちらも検出感度は25mIU/mLとなっています。

価格(容量):3,650円(55本)
検出感度:25mIU/mL

■クリアブルー イージーデジタル

妊娠検査薬としてもお馴染みの「クリアブルー」ですが、こちらはデジタルタイプの排卵検査薬となります。他の海外製排卵検査薬と比べると価格が高くなりますが、デジタルで結果がはっきりと表示されるのが最大の特徴となります。

価格(容量):8,500円(20本)
※いずれも価格は本記事執筆時(2017年10月26日)のものとなります。

日本製・海外製の排卵検査薬比較表

これまで紹介してきた日本製・海外製の排卵検査薬の感度・価格・1本あたりの価格を表にまとめると下記の通りとなります。価格面だけをみると、海外製の排卵検査薬の方がお得感があることがお分かりいただけるかと思います。

商品名感度価格1本あたりの価格
 ドゥーテストLH 30mIU/mL 3,693円(12本)308円
 ハイテスターH 30mIU/mL 4,298円(10本)430円
 チェックワンLH・Ⅱ 40mIU/mL 2,719円(10本)272円
 A-check 25mIU/mL 3,450円(55本)63円
 Wondfo 25mIU/mL 2,830円(55本)51円
 EGENS 25mIU/mL 2,950円(55本)54円
 Luckytest 25mIU/mL 3,650円(55本)66円
 クリアブルーイージーデジタル 25mIU/mL 8,500円(20本)425円

 

排卵検査薬の人気ランキング

妊活ボイスでは2017年10月11日から12日にかけ、妊活経験女性100人にWebアンケートを実施しました。100名の内、排卵検査薬を使用していた方は34名となりました。

排卵検査薬を使用しいていた方々に「使用していた排卵検査薬は?」と質問をしたところ、「ドゥーテスト」と答えた方が最も多く44.1%、次いで「チェックワン」が38.2%という結果となり、日本製の排卵検査薬がTOP2を占めました。

使用していた排卵検査薬は?

 

排卵検査薬比較のまとめ

排卵検査薬の徹底比較(まとめ)
日本製、海外製ともに、長所・短所があります。何を判断基準にするかにより、最適な排卵検査薬を選ぶべきだと思います。費用面に重きを置くなら海外製のものを、入手のしやすさや商品へ安心感を求めるのであれば日本製の商品を選択すべきです。

海外製は安く手に入るので、たくさん購入して、日本製のものと併用していただくのもおすすめです!

その上で、製品の感度数値などに注意し、自分の体質に合ったベストな排卵検査薬を選んでいただき、ハッピーな妊活の第一歩を踏み出しましょう!

 

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